明日なき世代

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浜田省吾『In the Fairlife』に感じた輝き

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11月11日発売の浜田省吾のミニアルバム『In the Fairlife』を聴いた。
浜田省吾自身の歌唱により再レコーディングした『みちくさ』から『ソウルメイト』まで全8曲(1曲はインストゥルメンタル)。


ミニアルバム『In the Fairlife』は、過去にFairlife名義で発表された3作のアルバム
・Have a nice life
・パンと羊とラブラター
みちくさ日和
から、浜田省吾がボーカルの楽曲を集めた作品。
また、2020年バージョンでリミックスしてある。

まず、『みちくさ』を聴いた時、これは...。
と、自分の想像をはるかに超えているすばらしさに感動。
期待が高まっていたが、聴いてみて、それを実感した。

浜田省吾の言葉が、しっかりと、ひとつひとつ胸に響く。
そして、2020年バージョンでリミックスされたメロディも、しっくりする。
どこが どう変わったかのか専門的なことは言えないのだけれど。

2004年にFairlifeという音楽ユニットで活動をすると知った時、さほど興味は持たなかった。
そして、発売されたアルバムも購入はしたものの、さほど聴くこともなかった。
それが、16年の時が過ぎ、『In the Fairlife』として発売されてみると、こうも印象は変わるのかということに驚く。

実は、楽曲自体はクオリティの高いものだった。
でも、作詞が浜田省吾じゃないから。
と、ろくに味わいもしなかったのではないか。
そんな気がする。

実際、Fairlifeでは春嵐が作詞を担当し、浜田省吾では絶対に書かない、絶対に書けないような世界観の物語を書いている。
この世界観が、好きになれるかどうか。
好きになろうするか。
それによって、印象は大きく異なったのではないか。

わたし自身、春嵐が作詞を担当し浜田省吾が歌った楽曲を聴いた時、違和感を感じたし、これは浜田省吾の世界とは違うな。
そう思ったし、興味を持てないでいた。

2020年。
新型コロナは、いつ終息するのかわからない中で発売されたミニアルバム『In the Fairlife』。
今だからこそ。
の輝きがあるように思えた。

寄り添う。
そんな言葉が、ぴったりとくるように思える。

In the Fairlife

[収録曲]
1. みちくさ
2. てがみ
3. 砂の祈り
4. アイラブピース
5. 左手で書いたラブレター
6. 木霊
7. 野に咲く花 (Instrumental)
8. ソウルメイト